小原瑞樹

はじめまして、小原瑞穂と申します。 鈴本茜さん主催の相互希望企画に参加しており、貴作に興味を持って読ませていただきました。最新話まで読了したため、感想をお伝えしたくメッセージを差し上げました。 終始とても丁寧な描写で、登場人物の所作や揺れ動く心境等が手に取るように伝わってきました。政争の具とされ、想い人を失った和宮と家茂の辛苦も痛切に感じられ、歴史の裏側には実際にこのような人々が存在したかもしれないと想像しました。 普段歴史物は読みませんが、史実に準えて物語を進めておられるのも面白く、特に熾仁が家茂の暗殺を企てる辺りは非常にハラハラしました。今後の攘夷の動きなども読めず、先の展開に興味が唆られます。 トピックで懸念されていた、二人が惹かれ合う展開が強引過ぎないか、という点については特に違和感を覚えませんでした。かつての想い人と目の前の相手との間で揺れ動く心境が濃密に描かれているからだと思います。 どちらかというと、和宮や家茂の性格や口調の方が気になりました。というのも、二人ともかなり現代風な性格と口調なので、歴史好きの読者には受け入れられないかもしれないと思ったのです。 とはいえ、二人のキャラクターを変えてしまうと物語自体が成り立たなくなりそうなので、作品の個性の一つとして受け入れてもらうしかないのかなとも思います。 二人の関係や攘夷がどのような結末を迎えるのか、続きがとても気になります。 完結された際に改めて拝読したいです。
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小原瑞樹様 初めまして。この度は、拙作にお目通し下さいまして、誠にありがとうございます。 温かいご感想、大変励みになっております。 >二人が惹かれ合う展開が強引過ぎないか、という点については特に違和感を覚えませんでした。 よかったです! ホッとしました。 少女漫画は好きなんですが、自分で過程を描くのはあまり得意ではないと思っているので……(汗) 熾仁の家茂暗殺計画についても、脚色やり過ぎかも知れん、とか内心ドキドキしていたので、そう仰って下さって嬉しいです。 二人の現代風な口調や性格も、脚色行き過ぎはある程度自覚していますが、型通りにやってもつまらないので(書いてて←何)。 歴史物に関
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