味わい深い作風です
梅雨のある日、夕立ちに見舞われた男が雨宿りのために辻占へと足を運んだ。占いには興味もないが、1人で居たくない気分だったからだ。 そんな男と占い師の何気ない会話の中に物語の伏線が潜んでいたり、一見穏やかそうな男の意地っ張りな性格が見て取れたりと、短編でありながら大変味わい深い作風です。 起承転結の転の部分では、占い師の真の姿が見え、ワクワクと期待させるものがありました。 男のソワソワした様子も伝わり、最後に走り出して行く姿が見えるよう。読後感も良いお話でした。
1件・1件
こちらもありがとうございます❤︎❤︎❤︎❤︎ ゎぁぃ♪

/1ページ

1件