Dojicom

会社を巡る戦いと、それにまつわる人間ドラマ。行き着く先にあるものは?
 作品、拝読しました。良かったです。  文章力は十分。場面場面の描写もしっかりとされており、イメージもしやすかったです。特に登場人物たちの心情描写はとても良く、それぞれの想いが丁寧に描かれていて感情移入がしやすかったです。  ストーリー展開も、会社にまつわる話が新鮮でした。正直経営や買収には特に詳しいわけでもないので雰囲気で読み進めていましたが、それでも登場人物の個性や話の展開が面白く、全編通して展開に飽きがこずに読めました。特に最後、どんでん返しの場面はすごく見応えがあり、エピローグも含めてこの物語の総決算にふさわしい展開だと思えました。  ただ一点、気になる所もあります。序盤特に感じたのですが、視点変更が多いため今誰の視点なのか分からなくなることが多かったのです。物語の積み重ねで登場人物の個性が固まると誰の視点なのかは分かるようになっていきましたが、固まっていないときは視点変更の度に少し考える必要がありました。    以上がレビューとなります。  手厳しいことも書きましたが、それを含めても魅力的な物語でした。  これからも執筆活動、頑張ってください。応援しております。
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貴重な感想誠にありがとうございます。 未熟なところも多く、まだまだ精進せねばと思っております。 引き続き励んで参りますので宜しくお願いいたします。
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