戸川桜良

ジャンルの壁を超えた渾身の一作
素敵な表紙と、(『転生歴女』…歴女?)というわずかな疑問から、読み始めました。 普段、あまり恋愛系は読まないのですが、世界観、特に若葉の世界とアリーシャの世界のすり合わせが面白く、事件なども小気味よく舞い込んでいく中、自然とキャラクターたちの思いが交錯し始め、気付けば世界の謎について考察するのと同じくらい、それぞれの恋愛事情にのめりこんでいました。 個人的にはヨハンとヴィルヘルミーナのペアが好き! SFや恋愛などのジャンルの垣根をはるかに飛び越えてしまったこの作品、『好みのジャンルじゃないから…』などと食わず嫌いをせず、多くの方に読んで頂きたいです。 …ところで、若葉。ごめんなさい。あなたのこと、ずっと胡散臭いと疑っていました。 アリーシャの『前世は若葉』という認識は上書きされたもので、若葉は遺構側の監督者なのではないか、なんて考えていた自分をちょっと殴りたい😅 どうか、あなたの世界で幸せになってくれますように。ようやく巡り会えた人を、幸せにしてくれますように。 戸川桜良 拝
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素敵な感想ありがとうございますっ!! なんと!(笑)そうか、そういう可能性すらあるのですね……! SFとは奥が深いものです。 戸川さんのような、歴史やリアル世界の物事に造詣の深い方にどう映るのか、ドキドキしつつもとても楽しみでした! ヨハンとヴィルヘルミーナはきっと、この世界での6章後からの活躍が本番なんじゃないかなって……😌それはまた、きっと別のお話。 本当にありがとうございました!!
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