初めの一歩

美しい文体に触れたくなり、卯都木涼介さんの短編作品「まあるい穴でロマンス」を覗いてみました。 https://estar.jp/novels/25793619 けれど、そこには不思議な文字が並んでいます。 まるで、永井荷風の「四畳半襖の下張り」の世界。天井の穴の先からはなまめかしい光景が届いてくる。好奇心にかられページをめくっていく。 ところが、怪しい妄想の先にはハルが待っており、ホッと溜め息をつける。 やはり素敵な作品でした。よかったら、皆さまも怪しい穴を覗いてみてください。
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