まあるい穴でロマンスを

部屋に帰ると床に穴が開いていた。妄コン『ありがとう』参加作品。

卯都木涼介

13分 (7,370文字)

23 1,129

あらすじ

穴の向こうに見える女性と、僕は会えるのか。

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感想・レビュー 1

怪しい妄想のはざまにハルが届く。

久しぶりに卯都木さんの美しい文体に触れたくなり、作品を覗いてみました。 けれど、そこには不思議な文字が並んでいます。 まるで、永井荷風の「四畳半襖の下張り」の世界。天井の穴の先からはなまめかしい光景が
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