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猫になった男は三度目の正直に夢を見る
watergoods
2022/11/28 17:25
素晴らしい作品だと思います。
一気に読んでしまいました。 会社をリストラされて、行く宛てを失くした男が不思議な喫茶店のマスターの力を借りて猫へと転生。そして、紆余曲折を経て、生きることの意味を知ります。 人であっても猫であっても、自己という存在は耐えられないほど軽く、誰にも見向きもされない。自分にとって都合のいい生涯など決してない。そんな生きることの厳しさを切に語った素晴らしい作品だと思いました。 何者でもない自分が間違いなくそこにいる。最後の主人公の言葉「私は、私になりたい」は、自分という存在の儚さを理解しながらも、自分が自分であることを認める、そんなニュアンスを感じられるものでした。 短くシンプルでありながら、素晴らしい作品でした。
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スライム系おじ
2022/11/30 19:03
watergoods様、はじめまして。 感想、大変ありがとうございます。 ましてや、お褒め頂けるなんて光栄でございます。 この作品は、watergoods様も取り上げてくれた、主人公の最後の言葉がこの物語の全てでした。 個人的には、その一言に意味を持たせるためにそこまでの流れがあったというような感じです。 正直なところ私が描くと大半が何かしらの言葉に複数の意味を持たせるために物語がある、と言った感じになるのですが……。ですがやはり、ひとつの言葉が物語の流れにおいて様々な解釈がされるというのが小説の面白さだろうな、と思ったりもするので個人的には満足だったりします。 ともあれ、拙い作品で
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watergoods
2022/11/30 19:28
ぽこ乃助様、ご丁寧な返信ありがとうございます。 最後の切なさで少し目頭が熱くなったことを思い出しました。 他の作品も拝見させていただきます。
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