lucifero

暮れのご挨拶を(笑) エブを離れ、他所のサイトを覗いてみたのだけれど、面倒臭くなって直ぐに戻ってきた。 しかし、もう熱は冷めてしまったようで、言葉が出てこない。 僕らが現実と呼ぶ世界も熱を失っている。 寒冷化とか温暖化とか。 僕らは回っている。 太陽の周りを地球が回っているように、僕らは地球の核の周りを回っている。 僕らは核に引き寄せられているのではない。 核の軌道に引き寄せられているのだ。 嘘だ。 この世界は嘘だらけで多くのことが隠されている。 何が本当なのか見極めることは難しい。 存在から切り離されたと感じた自我は、言葉にしがみつく。 どれだけ言葉を集めようと、それを知識として系統化しようと、全て断片でしかない。 遠目には形として見えたとしても、繋がってはいない。 それはCGのようで、社会を形作っている人のようで。 互いの繋がりを感じることは出来ない。 全ての言葉は全ての言葉と繋がっている。 それをAIに任せてどうしようと言うのだ。 全ての存在は全ての存在と繋がっている。 全ての存在は粒子と呼ぶ断片ではあるのだけれど、その粒子を生み出す背景にある意識は一つの繋がりある意識。 一つでしかないのだ。 一つでしかない意識が、一つの粒子を他との違いから認識するとき、それが自我となる。 この粒子の集まりである私達は、無数の認識の集まりであり、その無数の組み合わせから更なる認識を得て、『我』という強力な自我を生み出している。 『他とは違う私』 間違いではない。 ただ、それを認識しているのは、全ての背後にあるただ一つの意識。 無数に重ねられた認識が『貴方』という錯覚を生み出しているだけ。 この年末の忙しさを乗り越え、ふぅと一息ついた束の間。 思考も感覚もと切れた瞬間。 そこには何の境界もない一つの意識がある。 僕らは自分のことを 『唯一』のように誇りながりも 『唯一』であることを怖れている その理由がここにある。 意識は 沢山の言葉を生み出すこと、 沢山の粒子を生み出すこと、 沢山の僕らを生み出すこと、 何処までも拡がっていくこの創造を楽しんでいる。 どれだけ『我』を張ろうと、僕らが『愛』と呼ぶ繋がりに悩まされる理由がここにある。 僕らは全てのことが気にかかる。 誰一人、何一つ、意識から切り雛すことは出来ないのだから。 その『愛』を無視しようとするからイライラするんだよ(笑)
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