敵も味方も愛が深い
お互いを思いあう主人公格男子三人(鏡ちゃん・明人・昌人)の前世からの深い関係性になごみます。 ヒロイン壱世ははじめホラー担当なのかなと思っていたのですが、思いやり深く、良い意味で未練がましく、誰より人間ぽくて哀しかったです。 特に昌子……じゃない昌人との関係にハートを撃ち抜かれました。 昌人は美少年で猫属性で天才の上重い過去持ちなので、もう反則的かわいさだなと感じました。 作者様は日中の古典への造詣が深くていらっしゃり、たくさん資料を当られたんだろうなと感じます。 ダークなムードの中で天啓のように易の結果が提示され、答え合わせするように話が進んでいくところが何とも言えず独特なあやしさがあって素敵でした。p59で龍が現れるシーンの描写が特に美しく圧巻なので、みなさま必見かと思います!
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けーさん、感想ありがとうございます! 勿体ないお言葉の数々、狂喜乱舞しました(*´∀`) >>ヒロイン壱世ははじめホラー担当なのかなと思っていたのですが、思いやり深く、良い意味で未練がましく、誰より人間ぽくて哀しかったです。 ご明察。 壱世&龍斗の話は昔過ぎるし重いので、導入部分は鏡之助目線のホラーにして、彼らの物語は現代を生きる彼らの目線から、間接的に読者が知るような形にしようと考えていました。 本当はもっとテクニックを使えれば良かったんですけれど……まだまだ未熟で。 それでもけーさんが「誰より人間ぽく哀しかった」と感じてくださったとのこと、本当に嬉しい( ´艸`) 壱世は1700年以
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