柏木実

ピアノの音がちゃんと聞こえる物語
 まともな調律師のいない場所に住んでいた頃、必要にせまられて自分のピアノをチューニングしていたこともあるので、まとまった時間が取れたらどっぷり浸って一気に読もうと楽しみにしていました。  期待通り、物語のそこここでちゃんとピアノの音が聞こえてくるお話でした(注。ピアノのことが書いてあればどんな物語でもピアノの音が聞こえてくるというわけではないのです)。そしてやさしい色合いで描かれたそれぞれの登場人物たちも素敵。読み終わって、「ああ幸せな空間だった…」と思える物語です。
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お読み頂いた上に、ご感想も頂戴し有難うございました。私も嬉しく、幸せです。 ピアノをご自身で調整されていたのですか?! 凄いです。私、誤った事を書いていなかったでしょうか。変な点がありましたら是非ご指摘下さい。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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 いえいえ、私のは本当に「他人に壊されるくらいなら自分で壊した方がマシ!」というくらいの究極の選択でやっていたことなので。日本人からすると信じられないくらいピアノ弾き人口の少ない土地だったので、調律師も唖然とするくらい酷いレベルで(しかも乱暴!)、やむを得ず自分でTuneLabというアプリを使ってやっていただけです。色々知識があるわけではありません(恥)。  昭島瑛子さんも書いていらっしゃいましたが、私もSuzugranpaさんは調律師でいらしたのか〜!と思って読んでいたら、あとがきでびっくりしました。調律されているピアノの音(これ大好きなんです)がちゃんと聞こえました。幸せな時間をありがとう
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