優しい世界になる事を祈る
生命の数だけ心がある。 心は寂しがり屋で不安定だ。寂しさは悲しさに 怒りに妬みに変わる。 他者を思いやれる心、認め合い、許しあえる強い心はどう育つのだろうか。ネコのように人は どうしたらなれるのだろうか。ネコは愛されていたからこそ愛する心を持てた。そしてネズミは愛されていたから愛する心をもった。優しい心は愛情という暖かさから育つのではないのだろうか。世の中はヒエラルキーに溢れている。 皆、それぞれが掲げる正義の下で、生きるために必死で、平和に見える国の生命でも毎日、形を変えた小さな戦争に苦しんでいる。 ともだち。友を達するという意味での付き合いの間柄を持つ人間は一体どれだけいるだろう。きっと僕の感想は西令草氏が考えているテーマとは、ずれているだろう。 だけど人が人を認め合い、理解し、許し合える世の中になってほしい。皆がネコのようにネズミのようにずっと一緒にいたいと思えるともだちがたくさん溢れる優しい世界にいつかなってほしい。その思いはきっと同じなのだろうと思う。 リアルで辛い事、悲しい事があるたびに西令草氏の世界の優しさを知る。もしかしたら彼はネコなのかもしれない。
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