蕚ぎん恋

異彩を放つ世界と生身の若者の葛藤が交錯している
主人公の俊輔君が、ごく普通の、身近な友達を見て将来を思い悩む若者のため、共感しているところ、突如異世界に転送しちゃってびっくり! この異世界が、夢想していたファンタジーの、なおかつ女性しかいない世界で、夢の逆ハーレムかと思いきゃ、後になると、むきむきした剛の者渦巻く世界で、美しい女性なのにマッチョばかりという(局所的に)中々のカオスかと思いますが笑 何だか全然思い通りに行かず、事あるごとに妄想を打ち砕かれて面白い。 異世界での、風景や人物の描写が綿密で、 (聖堂、聖なる樹、ピンク色の髪、若草色の瞳、役職、まさにRPGなどにでて来そうな服飾など) 自分も異世界のファンタジーの世界に身を投じているような、夢心地かつ俊輔とともに世界を巡っているような心地で読み進めることが出来ます。 異世界の世界観がしっかり作り込まれており、 世界の仕組みや、そこで暮らす住人達の苦悩などにも思いを馳せて、様々な空想をすることが出来ます。 なおかつ、視点はあくまで普通の人間である俊輔なので(あくまで中身が)彼の常に抱える懊悩を共有しながら、異世界での日々を過ごしていくことが出来ます。 自分は一体なんのためにこの世界に来たのか。 この世界で、自分が出来ることは何なのか。 戸惑いながらも、ラストの決意を見せた俊輔は潔い。 最後の総帥と将軍の猛りから何だか危うい香りが見えた気もしたので、果たしてこの後身を投じた先で俊輔が何を見るのか、心配しつつも気になるところ大です! また、この世界で出会ったとても魅力的な女性達と、次はどんな形で出会えるのかの期待もやみません(*´꒳`*)
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ぎんこさん、モテねぇ①の読了並びに、素敵な感想まで付けてくださり、誠にありがとうございました!🙇‍♀️💦 モテねぇは最後まで、流行りの異世界転生ものとは真逆の道を歩み続ける事になるので、ちょっとでも無理~って思われたら、気にせずぶった切ってくださいね(>_<) マジで、①をラストまで読んで読んでいただいたってだけで嬉しいんです(´;ω;`) モテねぇはめっちゃ力入れて書いたけど、一番人気無いから…。 本当に、ありがとうございました(泣)
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