【コメント】悲しくて悔しくて、でも優しくて

バケモノの花

悲しくて悔しくて、でも優しくて

読みながら、私も太陽や風や湖、そして金色の男の子（星なんですかね？）の気持ちになっていました。こんなに心の清い、素晴らしい子が、どうしてこんな目に遭うの？そう思いました。でもその一方、私も群衆と同じように男の子を蔑み、自分勝手に花畑を踏み荒らすだろうなとも思いました。童話だけど、人間の汚い部分を痛烈に批判してますね。読んでいて、心が痛くなりました。でも多分、私も含め人間には、冒頭で書いたような、他人を労る優しい心も持ち合わせてると思います。金色の男の子には「うすっぺたい」と言われてしまうくらい、ささやかなものではあるけれども。その心を育て、他人を認め合い、互いの幸せを願うことが大切なのかなと思いました。次に男の子がこの世に生を受けた際には、楽しく笑って過ごせるような世界になっていると良いなと思いました。素敵なお話、ありがとうございました。

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