アン

朔弥さんやっと
 朔弥さんがなんとなく積極的に捜さないように見えたのはそういうことだったのですね。前回同様に自分に自信がなくて、勇気が出なくてだったのですね。じゃあ清子さんを思うたびに誰かと生きているかもとか、不甲斐ない自分にがっかりして一人で生き生きとしてるのではとか、悲しい気持ちでしたね。  でも、あなたが助けた人たちは、みな自分の道を見つけてがんばれます。あなたがシスターに励ましの言葉で背中を押してもらったことも運命かもしれません。あのとき離した手をもう一度握ってください。きっと待ってますよ。あの子を信じて。
5件

この投稿に対するコメントはありません