咲蔵 風人

本当の魔女は誰か
短いながらに衝撃の展開の数々、ラストの展開には言葉も出ないほどでした。 亞里亞と入れ替わり、正美はいじめの恐怖に対して彼女に分からせる。正美の優しさに亞里亞が改心したかに見えた時には、安堵した反面、もしや……と思わざるを得ない感情があり、後者の展開が現実になってしまった時には、酷く心をやられてしまいました。 正直者がなんとやら、とはよく言ったものですが、やはり最後は言葉話せぬほどの制裁を下すしかないのかと思うと、考えさせられる一編でした。
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とても丁寧に読み込んでくれたうえでの感想、ありがとうございます。変わろうと思っても人間はなかなか変わることができません。今回の「御伽噺」の企画の中で、できれば読後感の良いものに仕上げたかったのですが、たった1日で性根が変わることもないだろうと判断し、この結末を選びました。残り短い時間のなかで、おばあちゃんはクラスメイトが変わる希望よりも、確実な道を選ぶことにしました。読んでいただけて、これからの励みになりました。本当にありがとうございました。
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