後世に残るであろう名作と、作品発表直後に出会えた幸運に感謝
 世界初のある難病患者の少女と、彼女を救おうとした少年。少年の目線から描かれた少女の様子、やりとり、葛藤と決意は、切なさの極みでした。救いようのない少女が救われなかった、たった一文で終わる事実であっても、読者はそこに二人の無限の想いが満ちているのを知っています。  冒頭以降、軽妙な会話に複数の意味が滲んでいて、「ああ」と声が漏れるような切なさを感じ、中盤以降クライマックスまでその軽妙さのまま穏やかに感動が染み出してくるようで、読了後の私は暫く涙が止まりません。泣きながらこれ、書いてます。  後世に残るであろう名作。  こんな素敵すぎる小説に、作品発表直後に出会えた幸運に感謝したい。  ありがとうございました。
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トコさん読んでくださり、とてもあたたかいご感想まで頂きありがとうございます。 この物語でここまで心動かしてくれたこと、本当に嬉しく思います。 こうして感動を素敵な言葉に変えて伝えてくれるトコさんに見つけてもらった幸運に感謝です。 本当にありがとうございました!
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