濵口屋英明

春哉節が軽妙であればあるほど
タイトルとあらすじを読んだだけですでに泣いてました。 本編を読む前に、このタイトルとあらすじからして悲しい話だから、暗いトーンではじまるんだろうなと覚悟して読みはじめると、冒頭の会話がいつもの春哉さん。 逆に泣けました。 その後も憂鬱な話の展開とは別物のような彼女と彼の軽妙なやりとりが続く。 そのやりとりが軽妙であればあるほど悲しさが増すのはどういうことか。 ラスト、涙が溢れる。それは、彼女の生命をもらったように熱く眩しく。 やべ、感想書きながら泣けてきた。 二人の明るさに泣けた。二人の強さに泣けた。 強さが悲しくて泣けた。 まだ2月ですが、今年度ナンバーワンの作品を見つけました。
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濵口屋さん読んで下さり、とてもあたたかいご感想ありがとうございます! また広くご紹介下さり本当にありがたいです。 軽妙であればあるほど悲しい、というのは私の表現したい部分だったので心を動かせることができてとても嬉しいです。 たくさん泣いてくださり本当にありがとうございます。
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