群青党支持者

秀逸な作品
予想を超えてきたオチにびっくり!まさかのそういうこと?と驚きました。 まさか鏡の中自分に恋をしていたとは・・・・・・これは一種のナルシスト、行き過ぎた自己愛かな?いや、もう少し別種のもの・・・・・・? なんにせよ、言い知れぬ恐怖を感じました。ペスタは一応「びっくり」にしましたが、「怖い」にしたほうが良かったかも・・・・・・鏡に向かって一人、ぼそぼそと話しかけたりにやにやしたりしている主人公を想像すると、結構怖いです。 彼女の告白は、多分叶うのでしょう。なぜなら相手が自分と同一人物なのですし、それは必然的に両思いということになるのですから。 付き合うとしても、うまくいくのでしょう。妄想や空想の虜になった彼女には、相手が自分とまったく同じ趣味を持っていて、まったく同じ話題で楽しく会話できるように感じているのですから。 でも、周囲から見たら・・・・・・?既に作中で「弟」という第三者の存在が示唆されていることを考えると、鳥肌が立ちます。 こんなに恐ろしい「恋の告白」もなかなかないだろう、と思わせられました。 すごく面白かったです。素晴らしい作品をありがとうございました!
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感想ありがとうございます。 どんでん返し系はスピード感があった方がわかりやすいのでなるべく文章を削ったのですが、ここまで深く考察して頂けて嬉しいです。ありがとうございます!
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