群青党支持者

騙されまくった。ホラーからサスペンス、ギャグまで最高に面白い
すごく楽しかったです!工藤と橋本のコンビが良い。そして、正体の分からぬナニカ。間間に挟まれるギャグとシリアスな言葉の数々、短いお話だったというのに楽しませていただきました。 驚いたこと、騙されたことがたくさんあります。 ナニカの存在、工藤さんと橋本さんの使っているオクスリ、橋本さんの出身校、などなど。地味に伏線もたくさん仕込まれていて、いちいち仰天しました。 SNSを知らない桐谷さんの会話も、やはり繋がっていたのでしょうか。 あとは、個人的に・・・・・・二人がオクスリを注射している記憶を見て、「ナニカ」が麻薬だと思いこむシーンが好きです。 橋本さんが持っていったものはきっと、安全で無害な頭痛薬とかその程度なんだろうな―きっと、と思っていたところにぶちこまれたあの爆弾発言。 「たまんねー!」と叫びながら注射器を打つ姿を想像して、わずかに笑いがこみ上げてくると同時に、滲み出す狂気と恐怖、強い衝撃を感じ──なんだ、違ったんかい!と。 感情のジェットコースターでした。 ナニカに対する推理もすごく綺麗にまとまっていて、すごいなあと思います。私は、論理立てて説明するということが、リアルにしろ小説にしろできないので・・・・・・ 羨ましいです。(何回目だ) このたびも、素晴らしい作品をありがとうございました。 見事に、騙されまくりました!おもしろかったです。 これからも、次々に名作を生み出していってくださるよう願っております(祈らずとも、生み出してくださっていますね)
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感想ありがとうございます。 短編は伏線張るのが難しいので、この書き方で通じただろうかと不安でしたがしっかり拾って頂いてほっとしました。 この話は原案があって長編にする予定だったのですが、ちょっと今長編を書ける状態ではないので短編にした経緯があります。お楽しみ頂けて幸いです。
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