サスケ

じんわり暖かく泣けてくる物語
物語の中で作家が文筆する、物語の二重奏が素晴らしいです。 詩鶴と基の会話や詩鶴が感じるモヤモヤする複雑な感情などそれぞれの人となりが分かるような言葉選びに感嘆します。 また、不思議とこのお話の中で二人が生活しているのを空から観てるような、または自分が詩鶴に成り変わって擬似体験のような?不思議な感覚になりました。これがあるから小説は楽しい。 そして、初めから一貫してることは基の真っ直ぐな愛情ですね。生育環境を考えるとなぜ?と思っていましたが、後半になり納得。なぜか私もありがとう、と感謝してました。 良い作品に出会えて良かったです。
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サスケ様 素敵な感想を寄せて下さってありがとうございます。 書いている私自身、連載中ずっと、この作品世界を擬似体験しているような気持ちでした。同じような気持ちで読んで下さっていたなんて、この上なく嬉しいです。 私はまだ小説を書き始めたばかりの新米ですが、長編小説を書いている時に、ふと『作品が手を離れた』と感じる瞬間があります。 そこからは物語を進めるのは私ではなく登場人物達で、作者である私はただ、それぞれの世界を壊さないように慎重に言葉を選んで描写していくことに集中します。 そんな舞台裏をまるごと理解して下さっているようなサスケ様のコメントに、こちらこそ感嘆しました。 頂いた感想を読んで、私

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