千崎モグレン

読後も続くミステリー
本編読破後スター特典を読み始めた時、読み方を間違えてしまった事に気づいた。 登場人物を浮き立たせるエッジの効いた会話の虜になり、調子に乗ってお気軽なアフォコメントをしていた自分を激しく後悔した。 ここは後宮、出てくるのは『壺中の蠱女』達なのだ。読者を騙し、欺くなどお手のものだった。 用心深く読み進める2周目は、ずっと悲しみの色が纏わりついてきた。 嘘に嘘で笑い返すこの愛すべき長公主達は、誰一人として嫌悪できなかった。 特に鬼締は、『流星』を読み終わり好感が持てる人物になったからだ。 本編にも可能な範囲でピーを入れまくり、流星を降らせてみるのも面白いと思う。 個人的には、脩身家 庸ゾンビが好きです💕 彼女、逞しいよね。 物語は読み終わりましたが、私の謎解きはまだ終わっていない。 それぞれの未来を妄想して、楽しみたいと思う。 この蠱毒が頭に回ってしまった哀れな読者に、是非ともスピンオフを!
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モグさんかっこいい感想を寄せてくださりありがとうございます! しかも、エブリには魅力的な作品がたくさんある中、2周もしてくださって、作品公開者冥利に尽きます。 読者さんをうまく騙せるかな、とはらはらしながら連載途中で未公開部分を修正したりしてましたので、うまいこと騙されていただけたシーンでは、PCの前で、へへへ、と、こぶしを握り締めておりました。 この話は、後宮は誰も信用できない場所ってことと、人間一人の悩みなんか本人にはシリアスでも他人から見たら滑稽話にすぎない、ってことをテーマに書きました笑。 モグさん、本当に、壺中に長い時間を割いてくださり、ありがとうございます♡
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