蒼葉天晴

ラスト100ページからは涙が本当に止まりませんでした!
繊細な人物描写に甘美な音の旋律を巧みに織り交ぜつつ、天使や霊といった一般にはあまり親しみのない題材を違和感なく書き上げられており、世界観に没入することができました。 途中から自分も主人公を目の前で目の当たりにしている1人のような気分となり、音楽の調べに酔いしれる感覚や登場人物それぞれの息遣いを感じられ魂に触れてくるかのような感覚を抱きました。 特にレビュータイトルにもあるようにラスト100ページをきってからは常に涙を流しながら、それもつらつらと流すのではなく、咽び泣いてしまうような状態のままノンストップで読み進みました。 なぜだかどこかで体験をしたことのあるような魂が浄化されるような気持ちになりました。 とても素晴らしい作品をありがとうございました。

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