市來茉莉

もう驚かれたかもしれませんけれど(私自身も驚いている) 取り下げようと思っていた作品ですが、2年ぶりの更新となりました。 https://estar.jp/novels/25842891 ずっと本棚に置いてくださっていた皆様、ありがとうございます。そして大変お待たせしてしまいました。 2014年の作品になります。『花はひとりでいきてゆく』と同時期に作り込んでいた作品です。 ムーンさんで連載していたのでけっこう過激な表現を織り込んでいました。 今回の『向日葵の彼女』の後半は過激表現マックスだったので、それをやわらかく書きかえねば……と、過激なだけに数年前の文章に向き合うことに気力を蓄えていたら緊急入院となり(2021年7月)、私の気力がそこで切れてしまいました。そのまま休載状態になり、もうこの作品はだいぶ過去のものだし仕舞おうかと思っていたんですが……。 ここ最近、過去の作品をあれこれ見直したりしていたのですが、ようやく向き合うことができたので、急ですがお届けを再開いたしました。 この作品を下げなかったのも心残りがるからなんだと思いました。 心残りは、志紀の元夫、僧侶の真栄、『冬の男』まで到達していなかったことです。彼が登場してからクライマックスとなる予定でした。 それにしても9年前の文章は、やはりだいぶ今の私の感覚とは異なるものでした。リズムが違うし、『……』で誤魔化しているところとか、文末を有耶無耶に濁して止めているところとか、会話文の外に本心を地の文で入れているところとか……😅 これまでの展開を忘れられてしまって続きを読むことが大変かもしれませんが、再度お楽しみいただけましたら幸いです。 『食べる魔女の婿取り物語』もあとラスト2~3話で、ここのあたりをまとめているところです。1話はできているので近いうちにお届けします! 四季の恋は、まだ下書きしたものが残っているので、そちらを先におとどけしておきますね。明日も更新予定です。
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