えりりん

深く心に響く作品でした。
この物語の登場人物みな、それぞれ十字架を背負っていて読んでいて苦しかったです。 莉子が死んだのは真木が原因だと思い込み、海で偶然出会った愛を利用して復讐劇が始まる。 海と月は、切り離せない何か神秘的なものを感じます。 光、愛、真木の辛くて苦しい思いが儚く美しく感じるのは、月が関係してるのでしょうか、登場人物それぞれが優しさを持っているからなのか…。 復讐する為に真木に近づき、この二人との再会がなければ今の真木は居なかった。 悔いのない選択をするのは難しいです。 後悔しても、そこからの本人の気持ち次第で未来は変わって行きますね。 人は誰にも言えない事あると思います。 心に蓋をして歩んだ方が誰も傷つけずに幸せになれるような気がします。 そして、このような辛い経験をしたからこそ、心の豊かな人間になれるのだと思います。 悲しさと美しさ感じる、心に深く響く作品でした。 朔良さんの作品に出会えた事、嬉しく思います。
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えりりん様🙇‍♀️ この度はこの作品を読んでいただき、本当に素敵な感想をありがとうございます🙇‍♀️ 新月なんていらないは、私が自分の為に書いた小説であり、万人受けするというか、誰かから評価して頂くことすらおそらく無いであろうなと思っていた作品です。 その作品がえりりん様の目に止まり、読んでいただき、まして感想をいただける事、大変嬉しく思います🥲 過去に経験した痛みや後悔と向き合い続ける…向き合い続けれなくとも、苦しみながら、考えながら、切なくなりながらも毎日をそれぞれ積み重ねて行く… その積み重ねの中に、私や誰かの思考回路や価値観が出来上がり、誰かを惹きつけたり、誰かの記憶に残り忘
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