ひまわり

切なくも愛に溢れた素敵な作品でした。
読了しました。 あおさんの書かれる物語はどれも共通して言えるのが、ストーリーの展開の仕方が面白すぎる! 予想だにしない人物が敵だったり、戦闘シーンが躍動感に溢れていたり、甘く優しい日常や個性あふれるキャラのギャグシーンが描かれていたりと読者を飽きさせない工夫がされているなと感じます。 二人の愛にあふれるシーンは切なくもありますが、幸せを感じられる優しさに満ち溢れていて、読者の私はもはやその場所の壁になった気分で読んでいました。 言葉選びがとにかく素敵。 個人的に、ヤリが残した塔で過ごす二人のシーンがドツボでした。 あぁ、あおさんの文章だって一番強く感じたところです。 タイトル、作品の一言紹介文から、ふわっとある程度想定していたとはいえ、最後が切なすぎるお話でした。 だけど、その分だけ、二人が触れ合った少しの時間がとても尊く感じたのだと思います。 ラストのコーシが見つけた惑星がセーラと重なるのも好きです。 刹那の中で生きたセーラと人を本気で愛することを知ったコーシ。 この先のコーシの行く先がどうか幸せでありますように、と願っております。 何言ってるかよくわからない感想になりましたが、この度は素敵な作品を読ませていただきありがとうございました! ※ただ、個人的にはやっぱりセーラが奇跡的に助かってコーシと幸せになってほしいと願っちゃいました。(セーラ良い子だし、可愛いし、一途だしどうにかならないのかと……) だけど、セーラとわかれたあとのコーシはやっぱり不幸せかというとそうでもなくて。 これをまさしくメリバというのでしょうか。 ラストのなんとも言えないじんわりと残るこの切なさが私の中ではセーラの生きた証です。
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ひまわりさん、いつも丁寧な感想をありがとうございます。 物語を通して、私のお伝えしたいことにここまで共感していただけることが幸せでなりません! ヤリの塔でのシーンは二人の新たな始まりであり、終わりでもあるシーンなので力を入れて書きました。この物語の一番の見せ場だと思っています。 ですので、そこで私の本領発揮を感じてくださりすごく嬉しいです! 物語を書くときは全体の波を意識しているのですが、ひまわりさんはその波を感じ取って、ここぞという場面で反応をくださるのでいつもその読みの深さに感動してしまいます✨ そして感想の最後の一文にほろりときてしまいました…😭 これはちょっとした裏話ですが…… コ
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