昭島瑛子

素晴らしいエンターテインメント作品
私がWeb小説でSF作品を読むときの楽しみは「一人の人間が脳内でどこまで世界を構築できるのか」ということです。 本作は政治、戦争、宗教、科学技術、食糧事情など細部に渡って作り込まれています。それらは単なる設定に留まらず、物語に有機的に繋がっています。 登場人物たちも魅力があり、それぞれの関係や感情の動きに心を動かされました。 「エンタメ作品」というと単なる娯楽として消費されるイメージもあります。本作はテーマが深く、読んでいて辛くなるようなシーンもあるので軽い気持ちで消費できる作品ではないかもしれません。 しかし「エンターテインメント」の語源を辿ると「人の心を掴んで離さない」という意味があるそうです(Web調べなので正確じゃなかったらすみません)。 作り込まれた世界観と魅力的な登場人物たちで構成された本作はまさに「エンターテインメント作品」だと思いました。
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感想ありがとうございました。 とても苦労して書いた作品だったので、楽しめていただけたなら嬉しいです。 長い物語になってしまいましたが、最後まで読んでいただけただけで感謝しかありません。
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