佐々木経久

構想に失敗した作品ということですが、
 物語に一気に引き込まれました。謎の女性、沢木が現れ、井伏海路の原稿を黒田先生に手渡す場面は、まさにスリリングな展開ですね。”真実”とは何なのか、非常に興味を持たせるシーンであると感じました。 彼女の「真実を知れば、先生は生きていることができないかもしれません。でも、きっとお知りになりたいでしょう」という謎めいた言葉は非常に興味があります。 黒田先生の焦燥感も細かく描写されていました。彼の内面の葛藤や不安がどのように描かれているのか興味津々です。そして、その過去が明かされることで物語が一層複雑化するという点も魅力的です。読者としては、彼の過去がどのような秘密を秘めているのか、そしてそれが物語の進行にどのような影響を与えるのかを知りたくなります。 この小説は緊迫感と謎解き要素が絶妙に組み合わさっており、想像力を掻き立てるようなストーリー展開が期待できそうです。作者がどのようにこの謎を解き明かし、登場人物たちの運命を描いているのか、続きが非常に楽しみです。 構想に失敗したが捨てられない理由がわかります。作者さんは自分の好きな作品を書けば良いと思います。
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佐々木経久@フォロバ100様 こんなにも励まされるレビューは初めてです。心から感謝を申し上げます。小説は説明文ではなく、カメラのレンズのように近づいたり、ときには俯瞰的に見るような描写力が大切で、その中に活きた会話文をバランスよく入れるのですが、今回は会話で説明に走ってしまっています。失敗でした。そんな未熟な私ですが、まだ頑張りたいと思わせていただける、背中を押していただいたようなレビューに、じんときました。ありがとうございました。 そして、『作者さんは自分の好きな作品を書けば良いと思います』の言葉には、佐々木経久@フォロバ100様の人柄が偲ばれるような、優しさを感じました。そのように描いて
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