七星満実

良いものは良い。それを優しく、穏やかに叩きつけられました
地の文の語り口調がとても心地良いですね。 主人公の足跡が、家族を含め出会ってきた人々とともに浮かび上がってゆく様子は、まさに天国への階段。 文法がどうの、句読点がなんだの、そんなことはどうでもいい。 良いものは良い。 なんだか、そんな当たり前のことを思い出させてくれた、物語のテーマがむしろ希望となるような、あたたかく心に寄り添ってくれる作品でした。
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