【コメント】切ないけれど美しい物語でした！

花を嫉みて

切ないけれど美しい物語でした！

私が良いなと思ったところを挙げていきます！・サクラ病という病気を考えつくのがスゴい！まさか、桜が近づく人間に対し、有害な毒物を撒き散らすとは……！！斬新な発想！！・「花を愛することさえも禁じられようとしていた」なんでだろう？と読者に思わせ、次のページが読みたくなる！！・サクラ病で母を亡くした美鈴お父さんとのやり取りに胸が苦しくなる。お父さんの「妻を悼みたい。作り物とは言え、こんな増価でも彼女に捧げたい」という言葉に切なくなった。・表現豊か！！語彙力豊富！！「古びた机、ガタついた椅子」「繊細なタッチで舞い散る美しい桜吹雪がいきいきと描かれている」プロの作家の文章のよう！・サクラを憎むことができない美鈴の感情怒り、悲しみなどの感情が繊細に丁寧に描かれていて美鈴の心情が痛いほど伝わってきた！・「どうか、いつの日かー自分も桜の甘い毒に侵されてこの世から消え去ってしまいたい」この一文が切ないけれどすごくお気に入り。「桜の甘い毒」という表現がとてもキレイ！！・最後の和歌が良い！在原業平の歌を最後に持ってくることで物語の余韻に浸れる！！素敵な物語ありがとうございました！！これからも創作がんばってください！

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