ikaru_sakae

最後まで読ませるセンスとポテンシャル
等身大のリアリティに満ちた作品でした 非常に狭い、行き場のない閉塞した世界に 自分もうっかり入り込んでしまったような息苦しい気持ちになりました。 私自身はそういう女子間の繊細なポジションどりの駆け引き等とはおよそ無縁な子供時代を送っていたので この精神攻撃特化型の少女バトラーたちが結集する小学校の教室をまるごと爆破し無益な少女たちの心理バトルをシンプルにすべて終わらせたい気持ちで最後まで欲求不満をつのらせながら読み通してしまいましたw なんとなーくですけど「〇〇賞を受賞した作家の✖✖氏が、十代の頃に最初に公開した作品」的なセンスとポテンシャルをあちこち感じました…  この繊細な鋭い感性をもって 大きな恋のハッピーエンディングに向かう作品や 逆に救いのない暗い悲劇に向かう作品などを書いた場合、並外れてパワフルなものが出てきそうな予感がちょっぴりしましたよ
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さっそく読んでいただき、もったいないお言葉もくださってありがとうございます。 「この精神攻撃特型の…」以降の部分が面白すぎて、表現力に圧倒されて笑ってしまいました。 読む方の興味を最後まで惹き続けることができるのか・そもそも序盤からして関心を惹き得るのか、自信がなかったので、ひとまず安心しました。 息苦しさや読後感の悪さは自分自身好みではないので、なんとかコントロールしていかなければ、と思いました。 残念ながら10代にはもう遠く・・・能力のほうも足りないのですが、嬉しいお言葉をありがとうございます。
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