ビンゴろな

恐ろしくも愛しい物語
今回の主人公、井川さんの虚空に石を投げるようなシビアな日々、さらに恐ろしい怪現象まで背負いこんでしまい、彼は一体どうなってしまうんだろうとハラハラの連続でした。 そして今。 あぁ、本当に面白かった。この作品(シリーズ)と出会えて良かったと、最高に心地よい読後感に浸っております。 この作品が、どこかで起きている、誰かの体験談であるかのようなリアリティを感じさせるのは、妖たちの外見や背景の細やかな描写が見事で、見たことがないのに読者に無理なく見せてくれるからだと思います。 それこそ妖と人間世界の境界線をなくすかの如く。 すべてに意味をもたせて、それが繋がっていく、一針ずつ丁寧に構築していく見事な刺繍のような作品だと、カタツムリな速度ではありましたが(笑)夢中になって拝読させていただきました。 一番印象に残っているのが、後半で井川さんが、ある親子にかけた言葉です。 今までの彼への仕打ちを考えれば関わりを避けても当然と思われる、言ったところで彼にはなんの得もない。 それでも、その一言を口から出さずにいられなかった見過ごせなさ、優しさが、本来の井川さんという人物だったのではと思えてなりませんでした。 そして、それを露香さんは感じ取ったのかなと。 なにも知らなければ、恐ろしさしかなく、遠ざけることしか考えられない異形から、分かり合っていくことで、愛らしく愛しく思えてくる過程は、圧巻でした。(そして途中から、もしかしてヘッダーの…とワクワクしました//) 幸せを与える理由が純粋なる善でないとしても、本人が生きやすくなるのであれば、個人的には善き出会いだったと思えます。 すみません、思わず熱く語ってしまいました(笑) 新着通知があった際に、ガッツポーズをとったほど大好きなシリーズです。 これから登場する人々や、物語も楽しみにしております!(*^-^*)
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ビンゴろなさん、本当にありがとうございます( ;∀;)💕💕 こんなに沢山嬉しいお言葉を頂けるとは思って無くて……(´;ω;`)いやもう慣れない文章をちまちま打っていて良かったなぁって思ってしまいます。。。 そして流石ビンゴろなさん、わかっていらっしゃる! 今回も実はヘッダーのコなんです(≧∇≦)💦 ナメクジなめこちゃん〜。 本当は露香の所を暫くし「なめこ」って書いてました😅 でも慶太くんが「なめこ」って付けるのはなんとなく分かるんですけど、名前をつけたのは滝田さんなので……。滝田さんは「なめこ」って付けないよなぁ……と変更したのでした。 ちゃんと覚えていてくださって、本当に嬉しかったです(
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