小蔦瑠璃

正統派のバトロワストーリー
もしもある日クラスメートや友人とお互い殺し合うことを強いられたら──。 ある日何の理由もなく人知を超える謎の存在によって魔術師として選別され、殺し合いという名のゲームへの参加を強要される高校生ら。しかも魔術師という名称の存在でありながらも、ゲームに必要な力を得るためには身体の一部や寿命などの命に関わる何かを差し出さなければならず、差し出すことを拒めば無力なまま、力を得た他の魔術師に命を奪われる──。 ストレスフルな世界に放り込まれた主人公らが、どうやって運命に立ち向かっていくかを描いた物語です。 運命に流される者、喜んでその状況を利用する者、そして懸命に運命に抗う者…。それぞれの心の動きと生きざまが克明に描写されていて、読みごたえがあります。 そして、運命に抗うことを心に決めた人たちの後半から終盤にかけての闘いには、胸が熱くなりました。 ラストは哀しく美しく、とても心に残りました。 猛暑の中で読み終えましたが、クリスマスごろにもう一度読み返したいなあ……。
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最後まで読んでくださりありがとうございました! 長かったと思いますが、本作もご覧頂けて本当に嬉しい限りです😭 私自身これほどの長編を書いたのは初めてのことで、色々と至らぬ点があったかと思いますが、あたたかく見守って頂けて泣きそうでした笑 たくさんのページスタンプ、コメント、感謝申し上げます…! 青春群像劇、しかもバトロワという過酷な状況が舞台ということで、仲間もいれば敵もいる…。 否応なしにタイムリミットが迫る中、折り合えない相手とどう関わっていくのか? バトロワなのに“誰も殺さない”という奇特な信念を小春は守り切れるのか? それぞれの思い、信条、関係性をなるべく丁寧に描写するよう心がけまし
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