Stardustdesert

京都アニメ事件についてさらに書きます。犯人は小説家志望とのことですが、そりゃあここにいる皆様は、「小説を書くやつはみんな放火魔予備軍だ」などと言われたら怒るでしょう。私も怒ります。 ですが、犯人は、「京都アニメの作品内に、自分の作品との『こじつけレベルの』類似点」を見つけたことで「応募した小説を盗作された」という妄想に取り憑かれていたようで。 なんでしょう。「妄想」も、「いい妄想と悪い妄想」があると思うのです。 それこそ「妄想コンテスト」のように、現実から遊離した空想、妄想でも、創作内の世界と割り切ればクリエイティブな仕事につながる可能性を秘めたものです。そして、例えそれが暴力性を含む内容であっても、「創作に発散する」ということを意識すればそれは一つの実社会的な危険回避につながるとも思います。 ですが、やはり「現実との過剰な混同」には一抹の危険が潜んでいるとも言わざるを得ないと思いました。 改めまして被害者の方々のご冥福をお祈りいたします。

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