早川素子

不死という孤独
不老不死といえば、誰もがとは言わないけれど気を引くものだと思う。けれど、不死。老いるのだ。それがどれだけ残酷なことなのか、考えればすぐに思い至る。 けれどこの主人公は愚かだ。言葉の意味を簡単に理解したつもりになる。そうして突きつけられた現実と向き合うことになる。 アリスはこの作品にとてもいい作用をしていた。ちょっと展開が早いかなとも思いましたが、ホロリと涙が零れました。 美しく、純粋なアリス。心も美しいのに貧しさでボーイフレンドもできなかったアリス。アリスがこうして愛を知ったのは素敵だなと思いました。 素敵な作品をありがとうございました。
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早川素子様 素敵な感想をありがとうございます! とても丁寧にお読み頂き、凄く感動しております。 大金に舞い上がって良く考えもせず薬を飲んだ主人公。 老いに絶望している所に光のごとく現れた純粋なアリス。 二人の間に静かでいて燃えるような愛をえがきました。 全てを読み取って頂き、本当にありがとうございました!
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