鬼容章

愛とは深いものです。
ロゼッタさん(紅茶屋のご婦人)の下に、キョウジという男性が訪ねてきます。 ご婦人の夫のノーマンは、残され人(レムナント)という生と死の狭間にいる存在でした。 ノーマンさんは、産婦人科医なのですが、自分の妻には口下手なところがあり、生を助ける仕事を通じてしか、自身がこの世界にいたことを伝えられないようでした。 キョウジを介して、ノーマンさんとロゼッタさんが、死を理解し受け入れるために、お互いの愛を不器用ながら伝え合いました。 夫婦の愛は長年経つと冷めていくとは聞きます。 ですが、最期の時に知る、本当の愛とは深いものだと私は思いました。
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鬼容さん 『霧の都のヘブンズテイカー』を最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!(しかもあっという間に!) そのうえ温かい感想までいただきましてとてもうれしいです。 本編中でも想いってのはなかなか伝わらなかったりしますが、こうして鬼容さんから感想をいただけただけでも書いた甲斐があるというものです。 読んでいただき本当にありがとうございました!
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武城 統悟 さん 素敵な作品を拝見させていただきました。 こちらこそ、ありがとうございました。
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