霧の都のヘブンズテイカー 〜《残され人》と紅茶の香り〜

19世紀末の英国。《残され人》をめぐる少し不思議な物語――。歴史ファンタジー ✕ ヒューマンドラマ。

武城 統悟

1時間7分 (39,771文字)
19世紀末の英国の雰囲気を楽しんでもらえるとうれしいです。行ったことないけど……。

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あらすじ

19世紀末。イギリスの地方都市レスターで喫茶店を営むロゼッタ。 2年前に旅に出た夫を待ち続ける彼女のもとに、なぜか赤ん坊を連れた母親たちが訪問するようになる。 訝しむロゼッタのもとに風変わりな黒い髪の

感想・レビュー 3

愛とは深いものです。

ロゼッタさん(紅茶屋のご婦人)の下に、キョウジという男性が訪ねてきます。 ご婦人の夫のノーマンは、残され人(レムナント)という生と死の狭間にいる存在でした。 ノーマンさんは、産婦人科医なのですが、自分
ネタバレあり
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期待通りの良作

読了から間が空いてしまいましたが、素晴らしい作品だったので是非レビューさせていただきます。 本作は紅茶店を営むロゼッタのもとに、キョウジという男性が訪れるところから始まります。ロゼッタの夫であるノー
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残された人

〘〙の奇妙な題名が、最初に印象に残り、読み進めていくうち、これからどう進展していくのだろう? 私の推測の範囲を超えて意外な方向に展開し、ノーマンの奔放な性格、ロゼッタの毒舌、私の頭には、甘い紅茶の香り
ネタバレあり
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公開日 2023/5/28