立風右介

こんばんわ。 寝不足の体にカフェインを注入しながらいま連載中の『GHOST NOTE.S』の続きを書いているんですが、いつもの如く詰まってまして… そこで、気分転換に新作の『化け落語』のことでもつらつら書いてみようかと思います。 なんで今回、超妄コンのテーマ『化ける』で落語を選んだかと言いますと、うちの親父が落語が好きだったものですから、小さい頃に、普通は日本昔話とか色々あったんじゃないかと私は思うんですが、うちでは子守歌代わりに落語のCDを聞かされていまして… そんな幼少期を過ごしたので、『化ける』と見た時に、ポンと浮かんだのが落語に出てくる狸や狐だったんです。 落語の『狸の賽』っていう噺を知っていたんで、これを題材にして、新たに落語を一本書いて、それを人に化けた狐が流浪の落語家として野原に敷いた茣蓙の上で人間の前で披露させ、隣にはちょっと間抜けな狸を置いて、そうして人を化かしながらお金をせしめる、みたいな狐と狸というのをイメージしながら書いたんですが、 しかし、私みたいな素人には、森見登美彦みたいに昔の小説や落語の噺と現代の小説と融合させるみたいな高度な技術なんて持ち合わせてはいないので、これがもう大変で大変で、 コンテストの文字制限8000字を考えると、そんな素人なのでそれに収めるにはまぁ足りない足りない(笑) 小説としての話の膨らませ方と、落語としての噺の膨らませ方を考えると、私では8000字じゃ足りませんでした…。 落語好きの親父から色々指摘もあったんで、投稿した後にも表現や落語家の話し言葉を見直して、何度か修正と加筆を繰り返し、やっと、今日なんとか書き切ったといった次第です。(昨日までに読んで頂いた方、申し訳あせません!加筆修正してしまいました!始まりと締めが変わっています) にしても落語か…自分で書いていて、このエブリスタでどう読まれるのか興味はあります。 話は変わりますが、Eテレで朝にやっているアニメーション付の落語。あれ、いまの子供が見ても絶対わからないと思うんですよね…
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