ぎんいろ

端正な筆致で描く幻想譚。
徐々に明らかになっていく物語の細部に興味を惹かれながら、内容の悲しさに眉をひそめながら読みました。 戦場のなかにあってなおあたたかな触れあいの描写に心をほぐされたあと訪れる緊迫感のある戦闘描写に胸をえぐられます。 それを経るがゆえにラストシーンに感情を揺さぶられます。 すばらしい作品でした。

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