確かな思いを受け取りました。
とても真摯で、祈りにも似た思いに溢れる優しい物語でした。 作者あやさわ様はきっとまだお若い女性だと思うのですが、主人公を老齢の男性にしているところがまず驚きで、更にそれを違和感なく描いてらっしゃるのが凄いなと思いました。 思いついても、普通なかなか選べない人物像です。やはり身体機能ですとか、病気の影響が心身に与えるダメージですとかを、上手くかける自信がないからです。 けれどそれらは作品の中でうまくクリアされていて、老齢の作家•五十嵐大蔵がそこにいました。 穏やかな大蔵さんが、思わず力を込めるシーンはグッときました。本来ならば出せないはずの力、人知を超えた力。大蔵さんの、人を思う心が引き寄せた力。本気の思いは通じるのですね。 それからガラリと態度が変わる颯太さんも、好感の持てる人物像でした。やがてゆずり葉のように去っていく大蔵さんから、これからを生きる颯太さんに贈られた慈しみと激励の言葉に、私の胸も熱くなりました。 最後になりますが、このように真摯な作品を黙々と生み出す作業は、とても一言では表せない苦悩や迷いがあるとは存じます。 けれど、時代に流されない普遍的な思いを、あやさわ様にしか書けない言葉で、これからもきっと描き続けてほしいと思います。
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蓮未るか様 お読みいただきありがとうございます😊嬉しいご感想をいただき、どうお返事しようか悩むほどでした。 そう言っていただけて、今後の励みになります。これからも自分の感性と言葉を大事に物語を書き続けていきたいと思います。 本当にありがとうございました^_^
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