大切な物語
作品を拝読し、ここ数日春名くんや夏原くんのことを思い返しています。 フィクションとはいえ、過酷な体罰を受けた彼らは、そのことがトラウマとなって今後の人生に思いもよらぬ影響が出るのではないかと心配しています。 一方で、教官の「尻を上げろ」「根性見せろ」という叱責に涙を流しながらも「はい」と答え、けなげにお仕置きを受けようとする姿に胸打たれますし、春名くんが少しずつ成長してゆく姿にとても魅力を感じています。 6月3日に理村さんが「何度も読み返してしまいます」とのコメントを寄せていらっしゃいましたが、私も同様です。優れた作品は何度も読み返したくなる、そして読み返すたびに新たな発見・気づきが得られるものだと思っています。そのような意味で、この「訓練とお仕置き」は私にとってとても大切な作品となりました。執筆してくださってありがとうございました。 追記:好きなシーンは中等部7(226/532)の「ステッカーと鉛筆は服の横に大事に置いた」というところと、そのことを236/532で回想しているところです。晩酌を邪魔されて怒り心頭の楡隊長でしたが、怒りに任せてステッカーを破いたり、鉛筆を折ったりしていなかったことに安堵しました。隊長さんのお仕置きは厳しいものがありましたが、根っこのところではこどもたちのことを考えているんだなあと思いました。 もうひとつ好きなシーンは春名くんが高等部に進級した239/532で、「部屋に戻ったら酒でも飲んでラジオを聞いて晩ごはんの時間まで寝ようかな」と考えているところです。訓練中にそんなことを考えるなんて明らかに「お仕置きフラグ」なのに、と思いつつ、でも年ごろの少年が考えそうなことだなぁと笑ってしまいました。案の定、このあと星隊長から厳しいお仕置きを受ける羽目になるんですね。
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とても丁寧に感想をくださりありがとうございます😭😭 稚拙な文章ですが、読み返してくださり、春名たちを気に掛けていただいて嬉しいです( 。゚Д゚。) また、好きなシーンも挙げてくださってとっても喜んでおります。゚(´Д`゚)。 春名たちもいつの間にか成長し物語も佳境ですが、この先どうなっていくのか…(´・ω・`; ) 大切な作品と言っていただけてのたうち回りたいくらい嬉しいです。 本当にありがとうございます😭
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