感想(前半)
 読了しましたので感想を書きます。  まずストーリー。  ストーリーって言うより設定ですかね。異世界転生(転移)は割と普通ですが、魔装というアイデアは斬新です。ただ、設定が生かしきれていない。主人公が魔装職人で、コスプレ含む衣装にこだわりを持っていて、そこは面白いと思うので、この設定はもっと生かしてほしい。具体的に言うならファッションショーの部分ですね。単純に戦闘で勝敗を決するのではなく、そこにファッション要素を取り入れるというアイデアはかなりイケてます。なのに、肝心のファッションショーの部分が1行程度でさっくり終わってしまっている。最後まで読むと、ほぼ戦闘だけで勝負が決まっていて、ファッションショーはどこいっちゃったんだろう?という疑問が浮かんでくる。  例えば、ファッションショーは五十点満点で審査員が採点し、戦闘は1勝する毎に10点ずつ加算され、優勝者はさらに20点加算されるとか、この辺は作者の頭の中できちんと作っておかなければならない部分です。異世界ファンタジーはなんでも有りです。何でもありだからこそ、作者が細かいルールを決めておく必要が有ります。プロットを作成されたのは他の方ということなので、この辺は相方の人とじっくり話し合ってみて欲しいと思います。  次にキャラ。  暗殺者テオはかなり良い。キモコワカッコイイとでも言いますか、暗殺者らしい狂気が見え隠れしていて、魅力的なキャラに仕上がっています。それに比べると主人公パージは少しキャラが弱い気がしました。コスプレマニア、燕尾服を憎悪している点など、十分な個性を持っているので、ここはもうちょっと強く出してもいいかなと。作品のテイストによっては主人公をあんまり強烈にすると作品が壊れてしまう場合もありますが、この作品はそういう感じでもないと思うので。 後半に続く
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 次に文章。  文章はかなり乱れています。  まず基本的な文章作法ですが、人物の台詞「」の部分は、段落を変えるというのが基本ルールになっています。1頁目はちゃんとこの書き方がされていますが、2頁目以降は崩れまくっています。面倒くさいと思うかもしれませんが、ほとんどの書き手がこのルールを守って書いています。ほとんどの書き手がこのルールを守って書いているということは、読者もこの書き方(読み方)に慣れているということです。なので、このルールが守られていないと、読みにくい、と感じてしまう。  所々にわかり難い文章が出てくる。  例えば、  2頁11行目。  それに女性が触れ「それじゃあ、譲れない」と
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こんばんは。 トピックにて反応できず申し訳ありません。繁忙期で忙しくこの時間になってしまったことをお許しください。 こんなに細かく読んでくださるとは思っておらず、本当にありがとうございます。文章の乱れに関しては承知の上でその日の気分や体調で変わってしまうことが多く、欠点だなとも思ってます。そこを見抜かれてしまったのは……痛いです。 お伝えし忘れてしまったのですが、プロットをお借りした上で書いた作品でしてプロットは良くても私の書く力が弱いことからモヤモヤしており、今回意見と今後(来年以内には此処をやめてしまう予定)の活動にて見直しと弱みを知り、力不足ですがコンテストなどにも出してみたいなと思
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