この料理囲んで朝まで談笑したいなぁ
まず俺は煮しめの お花の形のニンジンを何個も皿に取り叱られる(笑) 『みんなのこと考えろや〜』 次に手前のメガデカい海老にかぶりつき 同席者は焦って叫ぶ 『おせちなんだから ゆっくり食え!』 この美味そうな料理を前にして そんな忠告など馬の耳に念仏とはがり俺はアルミカップに入った黒豆をカップごと手で掴み上げガバリッと口に放り込む 『てめ! 何してやがる それは俺ら皆んながマメに長生きするために食べなきゃならんのだ』 俺は口の中いっぱいに甘くて美味しい黒豆を頬張っているので ごめんとも何とも言えない(笑) その騒ぎを聞いていたモグレンさんは 『まだあるから喧嘩しない喧嘩しない』 と明るく皆をいなしてから俺の耳に 『どアホッ・・少しは考えろ』 と小さくもない声で忠告しながら脇腹をド突く その時すでに俺は里芋の煮っ転がしと昆布巻と紅白なますに目をつけていた 紅白歌合戦より紅白なますの方が興味深い しかし早いとこカズノコを食べないと誰かに先越される可能性高いかもぉ あの羽子板に紅白の梅飾りの下にあるのは栗の甘煮じゃないか ヤバーーーッ まずはそれを食わなきゃ それを食う時は厚切りハムと茹で卵もいっしょに味わいたいんだよー だし巻き卵とたくあん漬けも交互に食べたい 蒲鉾と伊達巻きと佃煮は多分そう簡単になくならないはず・・かと思いきや伊達巻きばっかり食ってる奴おる〜 『ところでよぅ考えたら我が一族に こげな下品な男てへんやろ 知らんけど』 一人の中年女がそう言って俺を顎で指しながら酎ハイをグビグビ飲んどる 『やっぱそうかいなぁ〜 ワテも不思議に思うとったけん どこぞの孫だったかなぁと』 爺さんも俺をまじまじ見る 『私の・・』と言いかけたモグレンさんに 『なんや おまえんとこの長男坊やったか』 気の早い爺さんが決めつけにかかる 『なんや〜 〇〇ちゃんやないけ』 婆さんも納得した〜(笑) もう美味いもん食えるんなら誰でもええやん リアルでおせち食い損ねた俺は 今さらながら心底あったか〜く五臓六腑に染み渡る最高のおせちご馳走になりました ありがとうございます♪ モグレンさん あゝ 腹減ってきたーーーーッ(笑)
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令草さん、素敵なレビューをありがとうございます😊 なんだか、小さい頃を懐かしく思い出しました。まさに、こんな光景のお正月だったから✨ 黒豆ばかり食べる従兄弟に、酔っ払ってお年玉を忘れちゃう叔父さんたちに(笑) その時代を、今のモグレンが継承しているのは少しくすぐったい気分です。 作る側としては、ガンガン食べて貰ってナンボ😆 お花人参も、黒豆も、海老、かずのこの集中食い大歓迎! おせち料理の食材ひとつひとつに願いが込められていますもの。 業者モグレンは、令草さんが健康丸出しになる事を、関西の片隅からいつもお祈りしていますね。
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良かった〜 叱られなくて(笑) モグレンさんだからレビューで思いっきりゴロニャン甘えてみた(爆笑) 信頼感って素敵だなぁ 健康丸出しになってみせます♪
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