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Ruru
糖杏菓
2024/1/11 0:31
完結まで早く読みたい、せめて幸せになれるかだけでも知りたい。そんな素敵な小説です
(コミュニティ参加者としてのレビュー) これからが楽しみな作品。 三人称一元視点で、主人公が割り切った性格であるため地の文がぐだぐだと長引くことなく簡潔で読みやすい。サクサク読めるので次のページへのリロード時間が惜しいと思える作品。 要所要所に伏線が織り込まれているのでその伏線がどう回収されていくのかを楽しみながら読むのが楽しいと思う。 主人公が竹を割ったような性格で強い覚悟が決まっているからそれに対する安心感がある、ただ妹との離別を考えると涙するなど人間らしさも残っているため、その点でも今後が期待。 もっと早く出会いたかったとなるだろうから、読み始めるなら今がオススメ。ただ結末が分かってないと不安なタイプの読者様は、今読むと結末への不安で夜眠れなくなるだろうから“あとで読む”に入れておくのを強くオススメします。私は完結まで一気読みしたい。 (以下、個人的感想) ルルちゃんがどうして喋らないのか、人間と人間の両親から何故エルフが生まれてきたのか、ルルちゃんが今後異能をどう使っていくのか、謎が多くてこれからがドキドキ。ただ喋らなくても伝わってくるルルちゃんの可愛さに別の意味でもドキドキです。 ルイくんの覚悟ガン決まり具合も、読んでいて気持ちが良い。妹のために腕切り落とせる兄は格好良い。 ただもしエルフの集落に辿り着いた場合ルルちゃんと離れ離れで暮らすのか、そこに葛藤が生まれているのが人間らしくてとても良いし感情とか人情を忘れていないことにホッとする。 このあと同僚だったノアくんと戦う場面が出てきそうで、それも期待です。ルイくんが過剰なまでに人間不信なのは何故なのかの理由も明かされるかな? 気安い関係のようなノアくんすら妹のことを話せない彼は一人で泥沼にはまるように不信感や不安で追い詰められてそうで、台詞が少ないからこその緊迫感があって演出が素敵。 ルイくんがもう少しルルちゃんに頼れるようになったらいいなぁと思いながら読んでいこうと思います。多分ルルちゃんもお兄ちゃんを支えたいと思ってる、たぶん。 “ルル”って単語、ドイツ語で『大切な』とか『平和な』とかいう意味もあるし、辿り着いた集落でルルちゃんが女王になって平和な王国を築けましたENDとか、もうとにかく報われて欲しいです。 これからも応援しております。是非お身体に気をつけて、楽しく執筆なさってくださいませ。
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白梟
1/11 1:51
糖杏菓さん、こんにちは。 こんなご丁寧なレビュー、ありがとうございます。 嬉しさのあまり深夜に発狂いたしました笑 細かいレビューから、大切に読んでくださったのだと 思いました。有り難い限りです。 ご期待に沿えるよう、これからも作品制作に取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願い致します。
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