切なくも胸に残る素敵な物語でした。
ゆいさんの紡ぐ世界観は、どこか仄暗い水の底のようで、けれど読む人の心に優しく「なにか」を残していく素敵な世界観だなといつも思います。 この作品もまた、胸に深く残り響く物語でした。 神様の彼女との出会いと別れが4000字前後の物語の中でしっかりと描かれており、その中で紡がれる心理描写に涙腺がめちゃくちゃ刺激されました。 淡々とした言葉を紡ぐ神様の彼女だけれど、地の文から感じられる「感情」は確かに読者にも伝わっていて、だからこそ余計に二人の別れが切なく、悲しい。 ずっと一緒にいたいと嘆く公孝くんに初めて感情を顕にした彼女と、一歩を踏み出せなかった公孝くんの悔しさに胸が締め付けられました。 人と神は相容れない世界で生きていて決して交わってはならない。 それはお互いにいつか、どんな形であれ、「別れ」がきてしまうから。 けれど、彼女はきっと公孝くんと過ごせてとても幸せだったのだとラストのページで感じました。 セリフはないけれど、それが地の文に描かれる彼女の表情などの描写からひしひしと伝わってくるんですよね。 砂時計の砂が落ちるように刻々と失くなっていく二人の時間を感じながら、彼同様、読者の私も少しでも「二人の時間」が長く続くよう、願うばかりです。 4000字ほどの文章でどっぷり世界観に没入させてくれるゆいさんの文章、本当にすごいなと思うし大好きです。 素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。 久しぶりに感想殴り書きしていて、とっちらかってしまいすみません。
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ひまわりさん!こんな前に投稿した作品をお読みいただいて……感想まで! 本当にありがとうございますm(__)mお気に入りリストにも登録くださって本当に本当に感謝です。。! 私は卓越した文章は書けません。自分の技量にうなだれることも多くて……。 でもひまわりさんはいつも私が描きたい世界を読み取って「素敵」と言ってくださる。 ちゃんと伝えられているんだなあ、書いていてよかったんだなあ、と思わせてくださる。 本当に感謝です。。! また頑張って書いていこうと思います。。! ひまわりさん、いつも本当に本当にありがとうございます!
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こちらこそ、いつもいつもゆいさんの作品にたくさん勇気や癒やし、元気をもらってます。 ありがとうございます(*´∀`) ゆいさんの書きたい物語をこれからも紡いでいってくださいね。 陰ながら応援してます…!
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