大佐戸達也

人が走る場面ってやっぱりいいなって思います
なんていうか、敢えてシンプルな言い方になりますが、すごく「心のこもった物語」と感じました。 右下腿を切断した高校生のお話です。母子家庭で、母は自分を育てるだけで精一杯、ぼろぼろの生活の中、義足での生活が始まる。そんな中、学校の体育祭に出場することになってしまい、しかもリレー、しかもアンカー!不安でいっぱいの中、彼は走る。誰のために、何のために?  人が走る場面ってやっぱりいいなと再認識しました。すごく泣けるのですが、泣いて終わりじゃない、「次」につながる素敵な物語です。
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