大佐戸達也

情景が浮かび、雰囲気に酔える作品です。
 拝読して最初に思ったのが、とっても雰囲気に酔える!ということです。  昭和世代の老夫婦、感情を素直に言葉にできない夫を、少しいたずらな言葉で「でーと」に誘う妻。突然降り出した雨をよけて、銀行の軒下に二人。そこへやってきた若くてチャラついたカップルとの小さな交流が、とても優しくて、まっすぐで、素敵な空気感でした。  したいなあ、と思いましたね。でーと、のきした、あまやどり…。
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