大佐戸達也

世界が変わるというのは、自分が変わることなんだと気づかされました
 目標も能力も自信もない少年が、入院患者と交流するボランティアに参加して、一人の女性と出会う物語です。うっかり恋をしてしまうのですが、彼女の吐く言葉に、少年の心根が見事に暴かれてしまう。  世界が変わるというのは、自分が変わるということなんだなと思いました。人の心の弱さ、みっともなさ、愚かさ、ズルさを描きながら、それでもどこか「愛らしく」感じさせてくれるお話で、誰もがどこか共感すると思います。素晴らしいお話でした。
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 大佐戸達也さん、感想ありがとうございます。  お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。  拙作『残夏を濡らす』を愛らしく感じて頂き、本当にありがとうございます。    この主人公は『ずいぶんとひねくれてるな』と私自身も執筆しながら感じていました。ですが自分本位で弱くて、ずるい、そんなある意味では人間らしい主人公を、最後は好きになっていました。  そんな主人公を、『残夏を濡らす』を愛らしく感じて頂ける、という事は私にとってこの上ない喜びです。  繰り返しになりますがこの作品を読み、素晴らしい感想を頂いた事、本当にありがとうございました。
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ネコパンチさん、わざわざすみません。自分も同じく、そういった人間性の彼を好きになりました。偉そうにすみません、また拝読に伺いますね
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