大佐戸達也

大切な「名前」の物語。美しいラストが素敵でした。
 表紙のすずめに惹かれて読んでみたら、昔話のような、神話のような、すごく魅力的なお話でした。  内容はタイトルの通りです。主人公「ソヨ」はその能力のせいで両親にすら疎まれ、口を利かなくなります。そんな中で出逢った優しい少年との、将来の約束。その少年の、大切な名前のこと。そして月の虹という美しいラストが、とても印象的でした。

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