大佐戸達也

何気ない日常の言い訳が相対性理論にまで発展する面白さ。
 これは・・・面白かったなぁ、ニヤニヤしながら読みました。でも最後が良いんですホント。  誰もが経験のある、目覚ましを止めながらの「あと5分…」。結局それが4時間になる――4時間!? とにかく、そんなありふれた日常を、相対性理論まで絡めた壮大な言い訳で包んでしまおうという実験的物語です。  コメディタッチで語られるのに、ラストはぐっと胸に迫る展開がズルいです。大人なら誰でも、心の一番奥には傷や焦り、罪悪感を抱えている。生きるための「言い訳」が、すごく優しく感じられるお話でした。
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大佐戸達也様 こちらも掲示板だけではなく、感想をくださり、ありがとうございます。 短編にここまで丁寧に感想、嬉しいです。 作者の家庭での言い訳がベースになっています。 小説を書いても、なかなか朝、起きられません。
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過去のレビューそのままの転記ですみません💦掲示板だけじゃなく感想にも書きたいなと思って…。それくらい好きな作品です✨
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