大佐戸達也

美しい情景と精緻な心情表現、そしてまた力強さも感じられる物語でした。
 あずさが12年も勤めた仕事を辞めたのには、理由がある。上司のセクハラや同僚の嫌がらせ。傷心のまま彼女は、とある海沿いの民宿で一ヶ月過ごすことにした。そこでホルン吹きの青年に出逢う。彼もまた挫折を知る人間だった…。  冷たい海風、ホルンの音色、辛かった記憶と、優しい他人――。綺麗で繊細な文章で綴られていますが、一方で、これは力強い復活と再生の物語でもあると感じました。ご一読を!
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大佐戸さん、ありがとうございます。 大佐戸さんの文章力がありすぎて、感想のほうが魅力があります!
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そんなことないです💦他にもたくさん千華さんの名作を知っているので、また伺いますね。
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